最初に
開業後軌道に乗るまでの金銭的余裕を確保したい、また創業されるお客様へのサポートができるよう自分自身も体験するのが一番良いと思い今回創業融資を受けてみました。主な手続きの流れや感想を記載いたします。
※2021年10月時点の情報です。
手続きの流れ
- 手続きの流れ
下記リンク先動画にて手続きの流れが解説されてますが、申込→面談→融資→返済と進みます。
要する時間はスムーズに進んで、申込から借入金着金まで大体1ヶ月程度でした。(私の場合は9/30申込→10/26着金でした。)
https://www.jfc.go.jp/n/finance/flow/tetsudukij_c.html

- 申込
郵送又はインターネットによる申込が可能で、私はインターネットにて申込しました。
個人情報を入力し、書類をアップロードし提出します。
申込後、事務所所在地を管轄する支店の担当者の方から面談のご案内のお電話を頂きました。
その後郵送にて面談日時と追加提出書類の案内があります。
- 面談
事務所所在地を管轄する支店の担当者の方と面談します。
創業計画書に沿っておおよそ30分程度でした。
仮想通貨投資についても少し言及されました。
- 融資
審査が完了すると借用証書が送られてきます。必要事項を記載し返送し完了です。
提出書類
- インターネット提出
- 運転免許証など身分証明書
- 購入予定設備の見積書
- 創業計画書
創業計画書作成にあたっては、今後の資金繰りや、営業方法、自分のセールスポイントについて見直すいい機会になりました。
※創業計画書の記載例 https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html
創業計画書の書き方(動画)https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/index_movie2.html
- 面談持込
- 勤務時の源泉徴収票
- 預金通帳(最近6カ月以上)
- 公共料金の領収書
- 創業のために使用した資金の領収書
- 不動産の賃貸契約書
- 地代・家賃の支払状況のわかるもの
- 営業許可証など
- 運転免許証など身分証明書
開業準備として融資申込の前にしておくべきこと
- 銀行口座の開設
PayPay銀行などネット銀行は返済口座として使用できないため、都市銀行・信用金庫等であらかじめ口座開設しておく必要があります。
- 開業に向けて貯金をする
提出書類にも挙がっていますが、開業にあたり自己資金をコツコツ貯蓄してきたかどうかが審査のポイントになるようです。
また自己資金は必要な資金(設備資金+運転資金)の3割以上準備していると吉です。 ※創業計画書「7.必要な資金と調達方法」
最後に
借入なのでもちろん返済が必要ですが、金銭的余裕は精神的余裕にも繋がると思います。
融資の申込も自己資金が枯渇しそうになってからだと、審査も落ちる可能性が高くなるのでまだ余裕があるうちに申込をするのが良いかと思います。