大原の門を叩く 23才

会計士試験はTACにて勉強をしていましたが、心機一転大原に転校することにしました。

税理士の試験科目は会計(簿記論及び財務諸表論)と税法(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)の科目があり、ざっくり言うとそのうち5科目合格すれば晴れて税理士試験合格となります。

まずは最初の挑戦として会計2科目+消費税法の勉強を開始しました。

会計2科目は会計士試験勉強を頑張っていたこともあり、テストではいい成績を出すことができました。

初めての税法は消費税法を選択したのは、いち消費者として馴染みがあったこと、多くの税理士受験生が選択すること、分量的に3科目としてギリギリ選択できそうだったことが理由です。

新たに試験勉強を開始した1月から試験がある8月まで気づけばあっという間に過ぎていました。

初めての税理士試験 23才

試験を受けることに関しては歴戦の猛者(?)であった私は通常通りの実力を発揮することができました。

試験であまり緊張しないコツは、前日に試験日に行く時間と同時刻で試験会場に偵察に行く、試験日数日前には試験時間と同じ時間で同じ科目を勉強することが効果的だと思います。

税理士試験は例年3日間で開催されます。受験科目に応じてそれぞれの日時で受験します。

簿記論、財務諸表論、消費税法は全て1日目に実施されます。2時間×3セットで9時開始から17時半までみっちりこなし、試験後は圧倒的解放感を覚えながら帰宅しました。

社会人デビュー 23才

税理士事務所の就活は例年試験後の8月と合格発表後の12月に活発になります。(新卒採用をしている事務所はありますが、多くの事務所が中途採用メインの為)

人材会社に登録し、試験前の方が採用されやすいとのアドバイスに従い、5月頃から受験勉強と並行して就活をしました。

2013年当時は買い手市場で私の場合は、就職でのアピールもできるよう受験した簿記1級は持っていましたが、科目合格なし、社会人経験なしの為苦戦しました。8社程履歴書を送りかろうじて1社面談の機会を頂き、なんとか大阪市内の税理士事務所に内定を頂くことが出来ました。

初めての試験結果発表 23才

発表は試験日から4ヶ月後に訪れます。書類で郵送される為、配達のバイクの音に敏感になってました笑

結果は簿記論、財務諸表論は合格、消費税法は残念ながら不合格でした。久しぶりの成果に過去の頑張りが無駄ではなかったと感じることができ嬉しかったのを覚えています。

あと3科目合格すれば官報(5科目合格すれば官報に名前が載ります)。ひとまず幸先の良いスタートを切る事ができました。

当時届いた結果通知。当時不合格の場合はA~Dで記載されました。

続く・・・