自己紹介 -税理士事務所勤務から独立まで-

こんにちは。

神戸の税理士　門脇頼介です。

独立開業するまで３つの会計事務所にて約8年間勤務させて頂きました。

自己紹介も兼ねて今までの勤務歴とこれからの当事務所について書かせて頂こうと思います。

1. 大阪市内の税理士事務所　2013年8月～2017年11月　約４年
2. 東京都内の税理士法人　2017年12月～2019年10月　約２年
3. 東京都内の税理士法人　2019年12月～2021年7月　約２年
4. 当事務所　2021年9月～

大阪市内の税理士事務所　2013年8月～2017年11月　約４年

大学卒業後1年半受験専念し税理士試験後就職させて頂きました。

社会人として働くことが初めての新人ということもあり、事務所の慣例で1年間始業時間の30分前に出勤し花の水やりをしていました。声が小さいという理由で応接室に所長と2人で発声練習をしたことも覚えています。スパルタ式に色々鍛えて頂きました。社会人としての基礎はこの事務所で培われました。

医療に強みを持つ税理士事務所でしたが、様々なお客様がいらっしゃいまして医療法人を中心に酒造業、数珠販売業、絵画販売業、繊維業、製造業、駐車場業、上場企業の資産管理会社など（売上規模1千万円未満～数億円）のメイン担当者として一般的な税理士事務所で行う業務（定期的な訪問、税務相談、記帳代行、決算、確定申告、年末調整、法定調書等）を主にさせて頂きました。

お客様の年代も私の親より年上の方（60代以上）が多く、最初は若すぎて担当を任せて大丈夫なのか…と思われていましたが、分からないことは上司に相談しつつ、所長や上司、先輩の振る舞いを観察したり、実務の勉強をしたり、日々少しでも成長することで信頼関係を築くことができました。

印象的だったのは担当させて頂いたお客様で70代後半の方がいらっしゃいました。

私はそれこそ孫くらいの年齢だったので最初は怪訝な様子だったのですが、真摯に対応をさせて頂くことでご相談して頂く機会も増え、いつしかご家庭の個人的な事までお話し頂くようになりました。最終的には廃業に伴いお別れとなったのですが、感謝の言葉を頂き、この仕事をずっとやっていきたいと思うきっかけの一つでした。

思い出ラーメン。守口市の麵やしき。毎月3回訪問するお客様の近くでよく行きました。

東京都内の税理士法人　2017年12月～2019年10月　約２年

生まれてからほとんどを関西で過ごしてきたことから一度関西を出たい（海外に出たい）気持ちがあり、ご縁があり東京に進出することにしました。

上場企業を中心に主にREIT（投資法人）、SPC（特別目的会社）の会計・税務に強みをもつ税理士法人に転職しました。税理士事務所として組織も大きく、お客様も性質が異なるため、前職と仕事の仕方が全く異なり慣れるのに相当苦労した記憶があります。（中小企業⇒上場企業、スケジュールゆるい⇒厳格、電話中心⇒メール中心、個人が担当⇒チームで担当など）

上場企業グループ会社、REIT、SPCをチームの一人として担当させて頂きました。仕事内容は税務（税務相談、決算・申告）の仕事もしていましたが、開示書類の作成、毎月の会計入力・チェック、監査対応、四半期決算など会計の仕事の方が多かったです。その他、消費税率8％→10％に移行する時に同僚と一緒に交代で質問対応をしたり、当時全国に拠点を持つ法人の税務監査を数人で出張で行ったり、ひとりで広島のお客様を訪問したりと辛いことも多々ありましたが、新鮮で楽しかったこともありました。

この業界は年齢層が高いのですが、この事務所では毎年新卒採用で十数人入社することもあって若い人が多く活気があり面白かったです。（反面キラキラしてて私には眩しすぎました笑）優秀な方も多く良い刺激を頂けました。この事務所に居たから税理士試験も発奮して頑張れたと思います。